本文へスキップ

TEL. 0964-28-8399

〒861-4215 熊本県熊本市南区城南町沈目1667
熊本県文化財保護協会

令和5年度 事業紹介

1.役員会及び総会の開催

(1)監 事 会 4月27日(木)13:30~15:00 熊本県文化財保護協会にて開催(終了)
(2)役 員 会 5月 8日(月)14:00~16:00 市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)第5・6会議室(終了)
(3)総   会 5月19日(金)13:30~14:30 市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)大会議室(終了)
   記念講演会 5月19日(金)14:40~16:00 市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)大会議室(終了)
         内容  熊本の夜明け – 細川護久が創始した熊本洋学校・古城医学校 –
         講師 吉丸良治先生(熊本県文化協会名誉会長)

2.機関誌「文化財情報」の発行

年4回発行 A4版・12P

3.令和5年度文化財保護普及事業

第1回文化財研修会 【 終了 】
1973年3月27日、記録作成等の措置を講ずべき無形文化財に肥後琵琶が選定されて今年で50年。盲目の男性の生きていく芸として形を残してきた肥後琵琶が今、郷土の文化観光資源として地域おこしを担えるのかという挑戦を2020年6月から行っているそうです。肥後琵琶保存会や後藤昭子氏の記録していた音源や語りを参考に人前で語ることによって継承に足りうるか検証し続けているそうです。今回は、その経過を詳しくお話しされます。

日  時  令和5年6月21日(水)13:30~15:30
会  場  南の関うから館大集会室 南関町関町1230 ☎0968-69-6200
定  員  50名程度(申込先着順)
申込期間  令和5年6月1日(木)~ 6月9日(金)メールでお申し込み下さい。
内  容  肥後琵琶選定50年 肥後琵琶を活かした地域おこしとその継承
講  師  岩下小太郎先生 南関町地域おこし協力隊

※参加申込の方法は6/1(木)~ 6/9(金)までの間にメールで受付をします。参加者氏名と連絡先をメールでお送り下さい。申込先着順としますので、申込期間内でも人数に達した場合はお断りする可能性もございます。お早めにお申し込み下さい。新型コロナウイルスの状況次第では、延期や中止、日時や内容の変更等が発生する可能性があります。
第2回文化財研修会 終了 】
天草の砥岐組大庄屋藤田家文書が発見され、その一部は『上天草市史 姫戸町・龍ヶ岳町編 近世資料集』全3巻(2021年度)で載録しました。その次年度に刊行した『上天草市史 姫戸町・龍ヶ岳町編4 近世天草の支配体制と郡中社会』で、藤田家文書からみた近世天草の状況、さらに、天草と長崎・熊本等との関係を紹介しています。本講演では、従前の天草研究を踏まえながら、藤田家文書が持つ資料的価値を改めて見直し解説されます。

日  時  令和5年7月20日(木)13:30~15:30
会  場  上天草市松島総合センターアロマ研修室 上天草市松島町会津4276-44 ☎0969-56-0777
人  数  36名程度(申込先着順)
申込期間  令和5年6月27日(火)~ 7月7日(金)メールでお申し込み下さい。
内  容  砥岐組大庄屋藤田家文書の構造と資料的価値
講  師  安高啓明先生 熊本大学大学院人文社会科学研究部准教授

※参加申込の方法は6/27(火)~ 7/7(金)までの間にメールで受付をします。参加者氏名と連絡先をメールでお送り下さい。申込先着順としますので、申込期間内でも人数に達した場合はお断りする可能性もございます。お早めにお申し込み下さい。新型コロナウイルスの状況次第では、延期や中止、日時や内容の変更等が発生する可能性があります。
第3回文化財研修会 【 終了 】
熊本県では阿蘇の世界文化遺産登録を目指し様々な活動を行っています。なかでも、阿蘇分室では世界文化遺産の保護措置として、国重要文化的景観「阿蘇の文化的景観」の選定に伴う保存調査を実施しています。重要文化的景観とは、「地域における人々の生活又は生業及び当該地の風土により形成された景観地で我が国民の生活又は生業の理解のために欠くことのできないもの(文化財保護法第2条第5項)」とされ、その対象となる景観地には、神社、石造物をはじめ、水路、古道、草原、湧水など様々な要素が含まれます。南小国町をはじめとする阿蘇7市町村と文化企画・世界遺産推進課は、こうした景観地の要素を抽出する調査を一緒に行ってきました。今回、押戸石のある上中原の草原など、阿蘇の文化的景観の選定地、及びその周辺において、生業に従事している方々、南小国町文化財保護委員の皆様からご教示いただいた「地域の宝」とその意義についてご紹介していきます。

日  時  令和5年9月6日(水)13:30~15:30
会  場  南小国町役場きよらホール 南小国町大字赤馬場143 ☎0967-42-0047
人  数  50名程度(申込先着順)
申込期間  令和5年8月8日(火)~ 8月18日(金)メールでお申し込み下さい。
内  容   阿蘇の文化的景観-南小国町の保存調査から見る「地域の宝」-
講  師  池田朋生先生 熊本県企画振興部地域文化振興局 文化企画・世界遺産推進課 阿蘇分室 主幹

※参加申込の方法は8/8(火)~ 8/18(金)までの間にメールで受付をします。参加者氏名と連絡先をメールでお送り下さい。申込先着順としますので、申込期間内でも人数に達した場合はお断りする可能性もございます。お早めにお申し込み下さい。新型コロナウイルスの状況次第では、延期や中止、日時や内容の変更等が発生する可能性があります。
第4回文化財研修会 【 終了 】
金属や石の表面に彫って残された先人の書や絵画の拓本は美術愛好家に大切にされ、また歴史資料としても貴重とされています。今回は、その拓本を採取するための道具タンポを作成し、その自作タンポを使って拓本の採取方法について実習します。

日  時  令和5年9月26日(火)10:00~12:00 ※雨天の時は9月29日(金)に変更します。
会  場  本妙寺 熊本市西区花園4-13-1 ☎096-354-1411
人  数  10名程度(申込先着順)
申込期間  令和5年9月5日(火)~ 9月15日(金)メールでお申し込み下さい。
内  容  タンポの作り方・拓本実習
講  師  前川清一先生 熊本県文化財保護審議会委員・玉名市文化財保護審議会会長
用  具  各自持参(拓墨小は当日販売も致します)
会  費  1,000円(タンポ材料代+画仙紙代)

※参加申込の方法は9/5(火)~ 9/15(金)までの間にメールで受付をします。参加者氏名と連絡先をメールでお送り下さい。申込先着順としますので、申込期間内でも人数に達した場合はお断りする可能性もございます。お早めにお申し込み下さい。新型コロナウイルスの状況次第では、延期や中止、日時や内容の変更等が発生する可能性があります。
第5回文化財研修会 【 終了 】
球磨地方には球磨神楽や臼太鼓踊りなど素晴らしい民俗芸能を豊富に伝えています。最近、風流芸能が世界遺産に登録され、熊本県では野原八幡宮風流が選ばれました。民俗芸能を世界遺産に登録する動きが全国各地で活発に展開されるようになりましたが、この基準に選抜されなかったからと言って、民俗芸能の価値に差異があるわけでは決してありません。球磨地方には人吉盆地一帯に臼太鼓踊りの数々が伝えられ、特に人吉市の鬼木をはじめ球磨村の一勝地や多良木町槻木には、それぞれ個性豊かな民俗芸能が伝承されています。球磨神楽もまた貴重です。人々は神楽や臼太鼓踊りを別個のものと捉えるのではなく、一年の歳月の流れの中で、生活と共に演じているからこそ、数世代にわたって伝承することができたのです。一年のサイクルの中でそれぞれの芸能がどのように人々に信仰され継承されてきたのかを、正確に理解することが民俗芸能の保存にとっては最も重要です。人々が何世代もかけて伝承された文化に優劣などは絶対にないのだということについてお話しされます。


日  時  令和5年10月17日(火)13:30~15:30
会  場  水上村岩野公民館 球磨郡水上村大字岩野2678 ☎0966-44-0333
人  数  40名程度(申込先着順)
申込期間  令和5年9月27日(水)~ 10月6日(金)メールでお申し込み下さい。
内  容   民俗芸能の保存と活用
講  師  永松敦先生 宮崎公立大学人文学部教授

※参加申込の方法は9/27(水)~ 10/6(金)までの間にメールで受付をします。参加者氏名と連絡先をメールでお送り下さい。申込先着順としますので、申込期間内でも人数に達した場合はお断りする可能性もございます。お早めにお申し込み下さい。新型コロナウイルスの状況次第では、延期や中止、日時や内容の変更等が発生する可能性があります。
熊本県文化財保護大会(第6回文化財研修会)【 終了 】
本年度の熊本県文化財保護大会は、県教育委員会と文化財保護協会の共催で「石造物の保存と活用」をテーマに熊本県庁地下大会議室で開催します。どうぞご参加いただきますようご案内申し上げます。

日  時  令和5年10月30日(月)12:00~16:00
会  場  熊本県庁地下大会議室 〒862-8609 熊本市中央区水前寺6-18-1
人  数  30名程度(申込先着順)
申込期間  10/3(火)~ 10/13(金)までの間にメールで受付
内  容  石橋等の石造構造物の保存と活用について(仮)
講  師  熊本大学名誉教授 山尾 敏孝 氏


※参加申込の方法10/3(火)~ 10/13(金)までの間にメールで受付をします。参加者氏名と連絡先をメールでお送り下さい。申込先着順としますので、申込期間内でも人数に達した場合はお断りする可能性もございます。お早めにお申し込み下さい。新型コロナウイルスの状況次第では、延期や中止、日時や内容の変更等が発生する可能性があります。
第7回文化財研修会終了
熊本地震の復旧・復興に伴う業務と併行して布田川断層帯の国指定や整備活用に関する業務に携わるなかで私たちの生活や生業、文化はその土地の地形・地質、気候等の風土によって形成されていることに改めて気付かされます。布田川断層帯を中心に防災・減災教育の推進を核としながらも文化財その他の魅力ある地域資源を総合的・一体的に活用するために、人々の回遊を促して、訪れ、体験することで風土によって形成された地域の魅力や価値を理解できるような仕組みをつくり、地域振興や観光振興につなげたいと考えています。この試みについては、未だ道半ばですが、町内に所在する地域資源を挙げながら紹介されます。

日  時  令和5年12月12日(火)13:30~15:30
会  場  益城町交流情報センター視聴覚室 益城町木山236 ☎096-286-3337
人  数  50名程度(申込先着順)
申込期間  令和5年11月21日(火)~ 12月1日(金)メールでお申し込み下さい。
内  容  文化財等の地域資源を活かした総合的な取組みについて
講  師  森本星史先生 益城町教育委員会生涯学習課 生涯学習係 学芸員

※参加申込の方法は11/21(火)~ 12/1(金)までの間にメールで受付をします。参加者氏名と連絡先をメールでお送り下さい。申込先着順としますので、申込期間内でも人数に達した場合はお断りする可能性もございます。お早めにお申し込み下さい。新型コロナウイルスの状況次第では、延期や中止、日時や内容の変更等が発生する可能性があります。

第8回文化財研修会終了
戦国時代末期、大友氏の権勢凋落により肥前から肥後北部に侵攻してきた龍造寺氏の動向を、小代氏、隈部氏、合志氏など肥後の有力国衆及び島津氏との関わりを史料で確認します。また、龍造寺氏の統治下にあった肥後北部の城郭に確認できる独特な「竪堀状の登城路をもつ城」や、合志郡の境目にみられる長大な横堀を設ける特異な城郭の存在を提示して、龍造寺氏の侵攻と統治の実態を具体的に明らかにするお話しをされます。

日  時  令和6年1月17日(水)13:30~15:30
会  場  合志市総合センターヴィーブル2階研修室 合志市福原2922 ☎096-248-5555
人  数  36名程度(申込先着順)
申込期間  令和5年12月19日(火)~ 1月5日(金)メールでお申し込み下さい。
内  容  龍造寺氏の肥後侵攻と国衆の城
講  師  鶴嶋俊彦先生 (財)熊本城顕彰会理事

※参加申込の方法は12/19(火)~ R6/1/5(金)までの間にメールで受付をします。参加者氏名と連絡先をメールでお送り下さい。申込先着順としますので、申込期間内でも人数に達した場合はお断りする可能性もございます。お早めにお申し込み下さい。新型コロナウイルスの状況次第では、延期や中止、日時や内容の変更等が発生する可能性があります。
第9回文化財研修会終了
江戸時代に継続した長期平和状態を「天下泰平」と呼びます。関ヶ原合戦が西暦1600年、島原・天草一揆が1637年、そして幕末の動乱が1860年代のことです。じつに220年もの間、内戦と対外戦争の抑止が実現されていたのです。その非戦の力はどこに、どのような形で存在したのでしょうか。それをつきとめるため、本講演では、江戸時代の百姓が実に多くの武器を所有していた事実に着目します。葦北郡で「御郡筒」「札筒」と呼ばれた村々の鉄砲衆の存在形態を再考し、「天下泰平」の秘密に迫るお話しをされます。

日  時  令和6年2月14日(水)13:30~15:30
会  場  つなぎ文化センター大会議室 津奈木町大字岩城1588-2 ☎0966-78-3096
人  数  40名程度(申込先着順)
申込期間  令和6年1月23日(火)~ 2月2日(金)メールでお申し込み下さい。
内  容  「天下泰平」と百姓鉄砲-葦北郡の城割と御郡筒衆をめぐって-
講  師  稲葉継陽先生 熊本大学永青文庫研究センター長

※参加申込の方法はR6/1/23(火)~ R6/2/2(金)までの間にメールで受付をします。参加者氏名と連絡先をメールでお送り下さい。申込先着順としますので、申込期間内でも人数に達した場合はお断りする可能性もございます。お早めにお申し込み下さい。新型コロナウイルスの状況次第では、延期や中止、日時や内容の変更等が発生する可能性があります。
第10回文化財研修会 【 申込期間:R6/2/20(火) ~ R6/3/1(金) 】
平成28年熊本地震では、熊本城以外にも熊本市内にある多くの文化財が被災しました。今回はその被災した文化財のなかから、復旧が完了した記念館(夏目漱石内坪井旧居、徳富旧邸、洋学校教師館)について復旧の様子と記念館の今後の活用方針等についてご紹介されます。

日  時  令和6年3月13日(水) 13:30~15:30 ➡ 3月14日(木) 13:30~15:30に変更
会  場  桜の馬場城彩苑多目的交流室  熊本市中央区二の丸1-1 電話096-288-5600
人  数  30名程度(申込先着順)
申込期間  令和6年2月20日(火)~ 3月1日(金)メールでお申し込み下さい。
内  容  記念館の活用について
講  師  田邊翔先生   熊本市文化財課主査
      松永直輝先生  熊本市文化財課文化財保護主任主事
      西村沙保里先生 熊本市文化財課文化財保護主事

※参加申込の方法はR6/2/20(火)~ R6/3/1(金)までの間にメールで受付をします。参加者氏名と連絡先をメールでお送り下さい。申込先着順としますので、申込期間内でも人数に達した場合はお断りする可能性もございます。お早めにお申し込み下さい。新型コロナウイルスの状況次第では、延期や中止、日時や内容の変更等が発生する可能性があります。

熊本県文化財保護協会

〒861-4215
熊本県文化財保護協会

TEL 0964-28-8399
FAX 0964-28-8399