平成30年度 事業紹介

1.役員会及び総会の開催

(1)監 事 会 5月 1日(火)13:00~14:30  (終了)
           熊本県文化財保護協会
(2)役 員 会 5月 8日(火)14:00~16:00  (終了)
          ホテル日航熊本 
(3)総    会 5月15日(火)13:30~14:30  (終了)
          市民会館シアーズホーム夢ホール大会議室
  記念講演会 5月15日(火)14:40~16:00  (終了)
          内容 近世熊本の地域社会と国家そして歴史資料
              -震災後の文化財レスキューの経験から-
          講師 稲葉継陽先生先生 
              熊本大学永青文庫研究センター長 

2.機関誌 「文化財情報」の発行

  年4回発行 A4版・20P

3.平成30年度文化財保護普及事業


 6月:第1回文化財研修会 (終了)

玉東町の文化財の紹介と西原製鉄遺跡の発掘調査成果を中心にお話されます。古代の製鉄遺跡の成立背景についての考察やその他の遺跡についても紹介されます。どうぞご参加をお待ち致しております。

日  時  平成30年6月20日(水)13:30~15:30
会  場  玉東町中央公民館 
       玉東町白木1-1 TEL0968-85-3609 
内  容  玉東町の文化財-西原製鉄遺跡を中心に-
講  師  西住欣一郎先生
       菊池市教育委員会生涯学習課社会教育係歴史文化政策監

7月:第2回文化財研修会 (終了)   

熊本県は装飾古墳の数が最も多い地域で、装飾文様の種類や表現方法も多様であります。なかでも、八代海沿岸とその北部に広がる有明海の間を劃する宇土半島とその周辺地域に分布する装飾古墳の特徴は、次の3点に集約でき、地域における古墳時代の政治的中枢領域、文化的共通領域を知ることができる良きフィールドとなっています。直弧文を有する装飾古墳が多い。船の線刻を有する装飾古墳が多い。装飾古墳に用いられた石材の産地が明確にわかる。宇土半島を中心に熊本の装飾古墳についてお話されます。どうぞご参加をお待ち致しております。

日  時  平成30年7月19日(木)13:30~15:30
会  場  宇城市役所本館3階大会議室
       宇城市松橋町大野85 TEL0964-32-1954
内  容  熊本の装飾古墳-宇土半島を中心として-
講  師  髙木恭二先生 宇城市文化財保護審議会委員

8月:第3回文化財研修会 (終了)    

阿蘇郡市七市町村では、平成21年度から連携して、「阿蘇の文化的景観」の価値付けと保護等に取り組んできましたが、平成291013日付けで、七市町村がそれぞれ選定申出を行っていた対象地が正式に国の「重要文化的景観」に選定されました。今回の報告で阿蘇世界文化遺産推進室が担当する前半では、阿蘇地域七市町村でのこれまでの取り組みと、「阿蘇の文化的景観」の全体的な概要を紹介していただきます。後半は、平成291013日「阿蘇の文化的景観 涌蓋山麓の草原景観」として、小国町大字上田字流地域の草原が重要文化的景観に選定されました。この選定と今後の展望についてお話しされます。またこの草原は小国町指定の天然記念物として、地元の牧野組合に少な生物が生息しています。このことについて写真を交えながら紹介されます。どうぞご参加をお待ち致しております。

日    時   平成30年8月23日(木)13:30~15:30
会    場   小国町給食センター多目的ホール
          小国町大字宮原186 TEL0967-46-3515
内容・講師    阿蘇の文化的景観に関する取り組み
        帆足俊文先生 阿蘇世界文化遺産推進室

          小国町の文化的景観に関する取り組み
          清高泰広先生 小国町教育委員会事務局長

9月:熊本県文化財保護大会 (第4回文化財研修会) (終了)
本年度の熊本県文化財保護大会は「被災文化財の復旧・復興に向けて」をテーマにくまもと県民交流館パレア・パレアホールで開催されます。どうぞご参加をお待ち致しております。

日  時  平成30年9月22日(土)13:00~15:35
会  場  くまもと県民交流館パレア・パレアホール
      熊本市中央区手取本町8-9 テトリアくまもとビル10F


内  容  被災文化財の復旧・復興に向けた県の取り組みについて
講 演 者  岡村郷司熊本県教育庁教育総務局文化課長

内  容  未指定の歴史的建造物の被災状況とその復旧について
講 演 者  伊東龍一熊本大学大学院先端科学研究部教授

10月:第5回文化財研修会 (拓本実習) (終了) 

金属や石の表面に彫って残された先人の書や絵画の拓本は美術愛好家に大切にされ、また歴史資料としても貴重とされています。今回はその拓本の採取方法について実習します。どうぞご参加をお待ち致しております。

内  容   拓本実習
日  時   平成30年10月3日(水)10:00~14:00
        雨の場合は平成30年10月5日(金)
会  場   本妙寺
        熊本市西区花園町4-13-1 TEL096-354-1411
講  師   菅 房行 先生(拓本研究家)
用  具   各自持参(拓墨は当日販売も致します)
会  費   500円(画仙紙代)
定  員   20名(先着順となります)
※昼食持参。なお準備の都合上9月19日(水)までに必ず事務局TEL/FAX0964-28-8399にお申し込み下さい。

10月:第6回文化財研修会 (終了) 

アメリカの人類学者ジョン・F・エンブリー氏は、今から約80年前の昭和10年に須恵村(現あさぎり町須恵)を訪れ、地元の人々との交流を深めながら農村の調査を行いました。その調査を基に彼が著した「日本の村 須恵村」(1939)は現在も多くの人類学者に読まれる名著となっています。今回の講演では、ジョン・F・エンブリー氏の功績とともに、彼の残した1500枚を超える当時の記録写真の今後の活用等についてお話されます。どうぞご参加をお待ち致しております。

日  時  平成30年10月25日(木)13:30~15:30
会  場  あさぎり町須恵文化ホール大会議室
       あさぎり町須恵1227 TEL0966-45-5511
内  容  エンブリー博士の功績とその記録の活用
講  師  秋元めい先生 あさぎり町教育委員会主事

12月:第7回文化財研修会 

「平成28年熊本地震」において、観測史上初となる2回の「震度7」を経験した益城町では、町内に所在する文化財も甚大な被害を受けました。今回の研修会では、震災による文化財被害とその復旧・復興状況について、地震発生直後における文化財担当職員の初動対応や復旧・復興事業に伴い増加傾向にある埋蔵文化財保護への対応、また平成30年2月13日に国の天然記念物に指定された「布田川断層帯」の保存に係る取組み事例についてお話しされます。どうぞご参加をお待ち致しております。

日  時  平成30年12月13日(木)13:30~15:30
会  場  益城町交流情報センターミナテラス視聴覚室
       益城町木山236 TEL096-287-8411
内  容  益城町における文化財の復旧と復興について
講  師  堤英介先生 
       益城町教教育委員会生涯学習課生涯学習係係長兼学芸員

1月:第8回文化財研修会 

明治25年から昭和24年までの57年間にわたって存在した私立合志義塾は、徳富蘇峰が唱えた平民主義思想を受け継ぎ、普通教育により農民の教養を高め、「富と徳とを兼備する地方中堅人物」を養成し、「道徳と経済の一致」により国家の基盤である農村を振興することを目指しました。合志義塾における農民像は、「国家の事務を分担」するだけでの忠良従順な農民ではなく、家業の繁栄を通じて社会や国家に貢献しようとする使命感をもった「主体的存在」としてとらえていたと思われます。合志義塾の教育と近代農民像について詳しくお話しされます。どうぞご参加をお待ち致しております。

日  時  平成31年1月16日(水)13:30~15:30
会  場  合志市総合センター中央公民館研修室
       合志市福原2922  TEL096-248-5555
内  容  合志義塾の教育と近代農民像
講  師  伊藤利明先生  熊本高等専門学校教授

2月:第9回文化財研修会    

県文化課では、南九州自動車道水俣IC建設に伴い、平成26年度から3か年調査を行った結果、古墳時代前期~中期頃の地下式板石積石室墓29基、竪穴建物跡17基を検出しました。地下式板石積石室墓は、一か所で群集して発見されたことで、墓域として使用されるエリアが限定されていたことが判明したほか、竪穴建物では古墳時代の集落としては珍しい円形プランのみを検出しました。調査では、通常の発掘調査の他、土壌洗浄、土壌の硬度測定を行いました。こうした成果の一端を紹介されます。どうぞご参加をお待ち致しております。

日  時  平成31年2月14日(木)13:30~15:30
会  場  つなぎ文化センター
       津奈木町大字岩城1588-2 TEL0966-78-3096
内  容  北園上野古墳群における地下式板石積石室墓と集落の関係
講  師  池田朋生先生 
     熊本県教育庁教育総務局文化課文化財調査班参事

3月:第10回文化財研修会 

熊本市西区上代に所在する上代町遺跡群の発掘調査を平成27年度から29年度まで行いました。弥生時代と古墳時代の二つの時代が中心で、弥生時代では熊本県内でも出土例の少ない弥生時代中期前半(約2300年前)の木の道具が大量に出土し、赤漆塗の剣の柄が出土しました。古墳時代では古墳時代後期(約1500年前)の遺構が多く、特に馬の全身骨が埋葬土坑から出土し、近くから鎧が出土するなど馬に関する遺物がみられました。各時期の調査成果を整理作業で得られた情報も踏まえて紹介されます。どうぞご参加をお待ち致しております。

日  時  平成31年3月14日(木)13:30~15:30
会  場  桜の馬場城彩苑多目的交流室 
       熊本市中央区二の丸1-1 
       TEL096-328-2039(熊本市文化振興課)
内  容  熊本市上代町遺跡群の調査成果について
講  師  芥川太朗先生 熊本市経済観光局文化振興課

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