熊本県文化財保護協会

報告書紹介

 新刊紹介 new

県報告329集 『新南部遺跡群(12次)』new

白川河川激甚災害対策特別緊急事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告。調査の結果、遺跡は弥生時代中期と古代(8世紀前半)の時期とに想定されます。調査の成果は、住居地やその生業に使用された道具類の出土も顕著でした。調査区は東西に弓状に細長く河川台地の先端部で、遺跡全体としては、未確定部分も多いですが、この遺跡の時期、白川に多く存在する遺跡の1つであり、本遺跡の調査は今後の白川流域の様相解明の一助となる遺跡です。

  総   頁    150 (写真図版26頁)

  頒   布 1,200円(別に送料350円)

※増刷数が少ないので、必ず在庫があるかをお電話で確認いただきますようお願い致します。

県報告331集 『託麻弓削遺跡群2new

白川河川激甚災害対策特別緊急事業に伴う埋蔵文化財発掘調査(6)。縄文時代は主な遺構として石組炉4基、土壙墓4基を検出しました。大量の縄文土器と磨製石斧、打製石斧等の石器類が出土しています。弥生時代は主な遺構として竪穴建物6軒、円形周溝遺構1基を検出しました。古代は竪穴建物14軒、掘立柱建物1棟を検出しました。掘立柱建物への移行期とされる9世紀代のものと考えられます。

  総   頁    300 (写真図版78頁)   

  頒   布 1,600円(別に送料 着払い)

※増刷数が少ないので、必ず在庫があるかをお電話で確認いただきますようお願い致します。

天草 海の民俗誌(山下義満著)
本書は天草 牛深の明治末から昭和前期の漁村の様相を述べたもので、漁獲時に発生するカンダラという分配事例や、112番を収録した独特の艪囃子など、その内容は多岐に亘ります。また海の生業において避けて通れない海難については、慰霊碑文「道歌」の解読や漁民の聞き取りも記載している海の生活誌でもあり、「漁撈具」「漁法」に続く、天草 海シリーズの続編です。
  総   頁   157頁
  頒   布  1,500円(別に送料300円)
※必ず在庫があるかをお電話で確認いただきますようお願い致します。

海と山と里の考古学 −山崎純男古稀記念論集−

本書は、福岡県板付遺跡・鴻臚館の調査、またレプリカ法による植物の解析など斬界の先駆的な調査・研究を行った山崎純男博士の古稀を記念する論集である。山崎博士の論文「縄文の世界」では、熊本県頭地下手遺跡の擦石斧について・足型土器の祖形と展開・西日本における蛇の装飾の3編と、水ノ江和同・綿貫俊一・小畑弘己・春成秀爾・中沢道彦・河合章行・禰宜田佳男・内田律雄・池田朋生・甲元眞之・赤司善彦・松本博幸・高橋信武・山下義満・冨加見泰彦・柳本輝男・藤田憲司・土田純子・辻尾榮市 19名の執筆者による謹呈論文で構成されている。その内容は各時代から近現代、そして韓国にまで及ぶ。このことは山崎博士が海・山・里と幅広い行動を裏付けるものであり、またこれからの考古学研究の指針となりうる書である。

   総    頁   333頁
   頒    布 4,500円(別に送料350円)

熊本県文化財調査報告書価格表一覧

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平成27・26年度 報告書紹介

天草漁撈の伝統(山下義満著)

本書は、県下最大の漁業基地 牛深 を中心に、天草の近 現代の「漁法」について述べた書で、操業を中止した漁法を古老からの聞き取りを中心に再現を試みている。江戸後期のカツオ漁から戦後の科学機器導入以前まで、11編より構成されており昨年発行の天草漁業シリーズ「漁撈具」の続編でもある。
  総    頁   133頁
  頒    布  1,500円(別に送料300円)


 熊本県文化財調査報告第320集 『新南部遺跡群(10次・11次)吉原遺跡』

白川河川激甚災害対策特別緊急事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告。新南部遺跡群10次の調査では、縄文時代後期の竪穴建物、弥生時代中期〜後期の竪穴建物、古墳時代後期の竪穴建物が検出され、白川中流域の低平地に立地した数少ない集落の事例があります。新南部遺跡群11次は、弥生時代の甕棺墓、標石をもつ甕棺墓、木棺墓等が確認され、この調査区全体が墓域であったと考えられます。吉原遺跡の調査では、弥生時代の竪穴建物と甕棺墓等が検出され、竪穴建物と墓域の関係が分かった事例があります。

  総    頁    465頁(写真図版 94頁)
  頒    布  3,500円(送料:着払)
※増刷数が少ないので、必ず在庫があるかをお電話で確認いただきますようお願い致します。

熊本県文化財調査報告第321集 『託麻弓削遺跡群 中江遺跡』

白川河川激甚災害対策特別緊急事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書(2)。託麻弓削遺跡群は、3地区で調査を実施。1区は、8世紀後半から13世紀にかけての土師器・須恵器・瓦・陶磁器類が出土。2区では縄文時代後・晩期の竪穴建物1軒を検出。3区では弥生時代後期の竪穴建物4軒のほか、性格不明な遺構を数件検出しています。調査区で検出した時代・時期が異なっています。一方、中江遺跡は、縄文時代中期から晩期にかけての遺物のほか、弥生時代中期から晩期にかけての土器が出土しています。

  総    頁    190頁(写真図版 45頁)
  頒    布  1,200円(別に送料350円)
※増刷数が少ないので、必ず在庫があるかをお電話で確認いただきますようお願い致します。
天草の伝統的漁撈具 (山下義満著)
 
本冊子は、筆者が平成62月から担当している保護協会の機関誌『文化財情報』末巻コラム「熊本県の漁具」の第49号〜149号を、まとめ改めて整理したもので天草・牛深を中心に使用された釣鈎・網などのハード面から、それを支えた 食・水・衣などのソフト面まで織り交ぜて言及してあります。古老を訪ねては、聞き取りを行い漁具の紹介を行っていましたが、その話者の大半は故人という現在、再調査はもう困難な状況で大正〜昭和前期にかけての科学機器導入以前の漁村を垣間見ることが出来る資料です。

   総    頁   135頁
   頒    布  1,500円(別に送料300円)

熊本県文化財調査報告第311集  『新南部遺跡群3』

白川河川改修事業に伴う埋蔵文化財発掘調査。古墳時代後期の竪穴住居が検出されています。新南部遺跡群は、古墳時代集落の形成動機、形成集団等を考察するには好立地の遺跡であり、古墳時代後期のなかでも磐井の乱とその前後の熊本地域の動静分析等の資料となる遺跡です。

   総    頁   190頁(写真図版32頁))
   頒    布 1,500円(別に送料350円)
※増刷数が少ないので、必ず在庫があるかをお電話で確認いただきますようお願い致します。

熊本県文化財調査報告第313集  『新南部遺跡群4』

瀬田熊本線道路改良事業に伴う埋蔵文化財発掘調査。遺跡の主体の時期は、縄文時代と古代の2時期です。遺構としては、造り付けカマドを有する竪穴建物等があります。移動式カマドも検出しており、カマドの変質を考えるうえで貴重な資料となります。

   総    頁     95頁(写真図版 12頁)
   頒    布  1,000円(別に送料350円)
※増刷数が少ないので、必ず在庫があるかをお電話で確認いただきますようお願い致します。

熊本県文化財調査報告第315集  『飛田遺跡群1』

瀬田熊本線道路改良事業に伴う埋蔵文化財発掘調査。遺跡の主体の時期は、縄文時代と古代の2時期です。遺構としては、造り付けカマドを有する竪穴建物等があります。移動式カマドも検出しており、カマドの変質を考えるうえで貴重な資料となります。

   総    頁    120頁(写真図版 25頁)
   頒    布  1,300円(別に送料350円)
※増刷数が少ないので、必ず在庫があるかをお電話で確認いただきますようお願い致します。

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平成25年度 報告書紹介

熊本県文化財調査報告第296集 瀬田狐塚遺跡

国土交通省立野ダム建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告。縄文時代早期に属する礫群、集石と土坑・炉跡が層位的に時期差をもって見つかりました。発掘された土器や石器類からは、東九州と西北九州との文化的要素が混在しており、地域性の在り方を考える上で貴重なものであります。

  総    頁    145頁(写真図版 30頁)
  頒    布  1,200円(別に送料350円

熊本県文化財調査報告第299集 
玉名平野条里跡3・両迫間日渡遺跡2・玉名の平城跡

県道玉名山鹿線道路改良工事に伴う埋蔵文化財調査及び県道6(玉名立花線)拡幅工事に伴う埋蔵文化財調査。これらの遺跡は生産遺跡で水田遺構でした。本県初の弥生期敷粗朶技法を用いた大畦畔を伴う水田が見つかり、これに伴う足跡の検出もありました。本遺跡における水田は弥生から現代まで継続しており、調査から条里制の成立を中世期に想定しました。

  総    頁    495頁(写真図版 29頁)
  頒    布  3,500円(送料:着払)

熊本県文化財調査報告第305集 花岡木崎遺跡

南九州西回り自動車道日奈久芦北道路建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告。この遺跡は芦北町花岡にあり、墨書土器・箆書土器等文字資料が多く出土しています。中でも、古代駅伝制 に係る「佐色駅」木簡が出土したことは、この地に駅家があったこと、ひいては芦北町佐敷が交通の要衝として重要な所であったことを示している貴重なものであります。

  総    頁    150頁(写真図版 48頁)
  頒    布  3,500円(送料:着払)

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平成24年度 報告書紹介

熊本県文化財調査報告第279集 川尻外城町遺跡

九州新幹線建設工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告。この遺跡は、中世からの物資の流通や対外的に重要な貿易港として、中国明代の書物にも記されています。また調査区上流部には天正16年に肥後半国の大名として入国した加藤清正によって河港として整備が進められたのが「川尻外城町遺跡」です。中・近世の土坑や溝が見つかり、多くの陶磁器類が出土するなど往時の繁栄の様子の一端を伺い知ることができます。

  総    頁    83頁(写真図版 33頁)
  頒    布  1,000円(別に送料350円

熊本県文化財調査報告第280集 二本木遺跡群7
(田崎地区)・(田崎市道切替)・(田崎陸橋)調査

九州新幹線建設工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告。この遺跡は、古代末から中世にかけての国衙推定地であり、発掘調査により8世紀代の肥後国府の係るものが発見され、往時の様子が明らかになってきました。調査区の北半部からは主に古代の遺構や遺物が検出。南半部からは弥生時代後期の多くの竪穴建物が密集して検出されました。また遺構からは大量の土器と共に破鏡や小形?製鏡が出土しています。
  総    頁   150頁(写真図版 27頁)
  頒    布  1,200円(別に送料350円)

熊本県文化財調査報告第282集 川尻船着場跡

加勢川河川改修事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告。中世から良好な河港として物資の流通や体外的に重要な貿易港として、中国明代の書物にも記され中国にも知られた有名な港として繁栄した様子が窺えます。加藤清正によって河港として整備が始められ天正20年の朝鮮出兵の際に利用。この頃から河港として整備が進められてきたと推測できます。また貴重な木簡から「船着場」の構築時期を類推することができます。
   総    頁   150頁(写真図版 21頁)
   頒    布  1,300円(別に送料350円)

熊本県文化財調査報告第288集 南畑・滴水古閑原遺跡

一般国道3号植木バイパス改築事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告。熊本市北区植木町に所在し調査では縄文・弥生・古代・中世の集落の一端が見つかりました。特に弥生時代の竪穴住居跡や古代のカマド付き竪穴住居跡などから当時の土器や石器類がたくさん発見されました。今でも周辺に貴重な遺跡が見つかっており、周辺遺跡との関係から縄文から弥生にかけて文化交流が行われ古代にかけて集落の形が確定していったものと考えられています。

   総    頁   222頁(写真図版 16頁)
   頒    布  1,500円(別に送料350円)

熊本県文化財調査報告第290集 北岡横穴群

春日池上線住宅市街地総合整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告。今回の調査では14基の横穴墓を確認し、屍床から装身具や馬具などの多量の遺物を発見しました。1つの横穴墓から出土した3点の南西諸島産イモ貝製飾金具は、南西諸島との交易によってもたらされたものと推測されます。また大甕など多量の須恵器が遺構から出土しています。これらの鉄製品や須恵器、遺構からは当時の横穴墓の葬送儀礼を窺い知ることができます。

   総    頁   390頁(写真図版 50頁)
   頒    布  3,000円(送料:着払)

熊本県文化財調査報告第293集 伝大道寺跡遺跡群

熊本地方気象台遠隔露場整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告。この遺跡群の立地は豊前街道、豊後街道の起点に当たる地域であり、『肥後國誌』では大道寺という天台宗の寺があったと伝えられた地です。調査では古代の整地層や柱穴、白鳳期に作られたと考えられる軒丸瓦のほか奈良・平安時代の瓦がたくさん出土しました。江戸時代には武家屋敷になっており、ゴミ捨て穴や貯蔵穴から当時の武士の家族の生活の様子を知ることができます。

   総    頁   288頁(写真図版 110頁)
   頒    布  1,500円(送料:着払)

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平成23度 報告書紹介

熊本県文化財調査報告第276集 鞠智城跡2

熊本県教育委員会では昭和42年度から平成22年度までの43年間に、32次にわたり「鞠智城跡」の発掘調査を行い、平成24年3月、その調査成果の集大成として熊本県文化財調査報告276集「鞠智城跡2−鞠智城跡第8〜32次調査報告−」が刊行されました。鞠智城跡は、大和政権が築城し、「続日本紀」「日本文徳天皇実録」「日本三代実録」など国史に記載された古代山城です。熊本県によるこれまでの発掘調査で、72棟の建物跡をはじめとして、「八角形建物跡(平成3年)」「貯水池跡(平成8)」「木簡(平成8年)」「百済系菩薩立像(平成20年)」などが出土し我が国の古代山城では類例をみない成果がありました。この報告書は、これまでの発掘調査であきらかになった「鞠智城跡」の全容を報告しています。熊本県文化財保護協会では、この報告書の有料頒布を行っております。ご希望の方はお申込み下さい。

 

【内容】
第1章 調査の概要
第1節 鞠智城跡の概要  第2節 調査にいたる経緯  第3節 調査の組織  
第4節 調査の経過  第5節 総合報告書の作成

第2章 位置と環境
第1節 地理的環境  第2節 歴史的環境

第3章 鞠智城跡の研究史
第1節 鞠智城調査研究前史  第2節 鞠智城調査研究史

第4章 調査の方法と成果第
第1節 建物遺構の調査  第2節 貯水池跡の調査  第3節 城門跡の調査  
第4節 土塁線の調査

第5章 各論
第1節 鞠智城の創建をめぐる検討  第2節 建築から見た鞠智城  
第3節「肥後国」と「鞠智城」  第4節 炭化米の分析

第6章 総括
第1節 遺物の特徴と時期  第2節 遺構の構造・機能  
第3節 遺跡の時期区分と変遷  第4節 遺跡の性格  第5節 今後の課題

  総    頁   718頁(A4版)
  頒    布  5,000円(送料:着払)

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その他出版物紹介

改訂版:熊本県文化財ハンドブック
熊本県教育委員会の編集により『熊本県文化財ハンドブック』が37年ぶりに改訂され、熊本県文化財保護協会により発行の運びとなりました。当初は、設立40周年記念事業として発行を計画しておりましたが、一日も早い発行の要望が多かったため、熊本県教育委員会と協議を進め発行の運びとなりました。ぜひとも本県の歴史・文化財に興味・関心をお持ちの皆様をはじめ、各教育委員会、教育関係者、各地域の文化財保護委員、一般行政に携わる方々にお薦めいたします。

【全5章の内容】 
  第1章:有形文化財 第2章:記念物 第3章:民俗文化財 
  第4章:重要文化的景観 第5章:世界遺産 資料編
  B6版 口絵カラー8頁、全256頁、挿図66枚、写真100枚
  頒    布  1,200円(別に送料300円)

遺跡が語るくまもとのあゆみ 5冊セット
(菊池川・白川・緑川・球磨川・天草)

熊本県内には貝塚・古墳・中世城等々多くの遺跡があることは諸人の知るところです。特に縄文土器の研究や装飾古墳の研究においては先進地域です。遺跡について主要河川の流域別に5つの冊子にまとめ紹介した本です。郷土学習の手引になる良書です。

  頒    布  2,500円を2,000円 (送料:着払)

熊本県の文化財(第4集)

熊本県教育委員会が文化財について啓発と保護活用に資するために発行した写真集です。昭和58年3月に出版された本で、無形・民俗行事の様子や工芸品の数々のすばらしい写真が掲載されています。資料の提供、解説、写真撮影、解説は大変著名な方々がその任にあたって居られます。おすすめの1冊です。

  頒    布  3,500円を3,000円 (送料:着払)

 近代文化功労者3

近代文化功労顕(S63年度・41回〜H9年度・50回)を受けられた方々(51名)の功績を集録した冊子です。各文化功労者の功績を執筆した方々は、功労者と親しく交流のあった方、またその人について研究を深めておられる方です。郷土学習の手がかりとなる資料です

  頒    布  3,000円を2,000円 (送料:着払)

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報告書の購入方法

在庫確認後、郵便局にある青色の振込用紙にてご入金をお願い致します。入金が確認され次第、発送致します。
★ 1冊のみ注文の場合は、メール便で発送します。
  報告書代+記載送料を振込んで下さい。
★ 2冊(2種類)以上注文の場合は、着払で発送します。
  報告書代のみ振込んで下さい。
★ 残り少ない報告書もありますので必ず在庫確認をお願い致します。


口座番号 01930-8-17873
加入者名 熊本県文化財保護協会
通信欄 報告書名と冊数を記入
住所 熊本市南区城南町沈目1667
TEL・FAX  0964-28-8399
E-Mail s49@kumamoto-bunho.jp

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